楽で簡単な筋トレ「姿勢を正す」が良いワケ
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楽な筋トレなんて無い!と思っていませんか?
あります。
それは、「姿勢を正す」ことです!
なぜ姿勢を正すことがいいのか?
最近は会社での長時間のパソコン作業や、電車の中などでのスマートフォン(スマホ)いじりなどの影響で、背中の丸まった、いわゆる「猫背」の人が増えています。
猫背は見た目が悪いばかりでなく、胸を圧迫するために呼吸が浅くなり、体に十分な酸素を取り入れられない状態を作り出します。
頸椎(けいつい)の自然な湾曲がなくなる「ストレートネック」の原因にもなり、肩こりや頭痛、ひどい場合は頚椎ヘルニアになることもあります。
脳から頸椎を通って全身に張り巡らされている神経を圧迫したり、
脳への血行を阻害したりするために、内臓の不調やうつ症状を促すという医療関係者もいます。
姿勢を保つと、腹筋、背筋、大胸筋など
全身のさまざまな筋肉にバランス良く力が入ります。
基礎的な代謝量=普段の生活の中で消費するカロリー量も増え、
脂肪がつきにくく・燃えやすい身体になるんです。
正しい姿勢をやる方法
(1)まず、足を肩幅程度に開きます。
(2)腰、お腹、上半身の力を抜いて、手が床(足の前)につくほどダラっとします。
(3)その状態から、腰、背中を徐々に伸ばして、まっすぐ立つ姿勢に戻ります。
練習しているうちに、「まっすぐだけど、ラクに立てる姿勢」が見つかります。
それが本来の正しい姿勢です。
言葉では理解できない!だから実践して体で証明してほしい!
簡単に説明しましたが、実際にこれは、言葉で理解しようと思っても不可能です。
自分では「正しい」「まっすぐ」と思っていても、実は歪みがあることも多いんです。
やり続けることで歪みにも気づき修正をしようとします。
効果はすぐには現れませんが、繰り返すことで体が覚えます。
「正しい姿勢」をキープ それだけで体幹は鍛えられる
正しい姿勢でドローイン(呼吸)をすると、インナーマッスルの腹横筋や多裂筋、腹斜筋群、腸腰筋などをうまく刺激することができます。
時間がある時には、ドローインをしたまま3秒で鼻から息を吸って、5秒かけて吐き出すというのを10回くらい繰り返してみてください。
息を吐き出す時に、ドローインした腹部が緩まないように気を付けることが、効かせるためのコツです。そうすることで効率良くインナーマッスルが鍛えられます。
ンナーマッスルは加齢とともに衰え、その衰えは、首・肩のこりや腰痛、脚の筋力低下、ダイエット後のリバウンドしやすさなど、様々な体の不調につながります。
そのインナーマッスルを鍛えるのに役立つ体幹トレーニングは、1回や2回で効果を出すことを求めるのではなく、地味な運動と心がけを継続することが大切です。
ちょっとした時間で姿勢を正し、ドローインをすることで、その瞬間が筋トレの時間に変わります。
それが超楽で簡単な筋トレになります。
ぜひやってみてください。