正しい歩き方で「体」が変わる!
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正しい歩きをしていますか?
年齢を重ねるたびに増える体の不調。それは筋肉の使い方が悪いことが原因かもしれません。
そこで、ラグビー日本代表選手を支えたアスレチックトレーナー・佐藤義人さんの著書『1分間だけ伸ばせばいいー2つの筋肉を伸ばして体の悩みを改善ー』から抜粋してお伝えします。
正しく歩いて、正しい姿勢へ
悪い姿勢を続けることで動かなくなる筋肉は、前回お伝えした多裂筋と足指の伸筋群だけではありません。
股関節まわりや脚の裏側、肋骨(ろっこつ)、お腹などの筋肉も動きが悪くなります。しかし、元をたどれば、背中を反らせなくなり、足指を使えなくなったのが原因です。
2つの筋肉と同時に、動かなくなっている筋肉をすべて動けるようにするのが理想ではあるのですが、まずは、2つの筋肉をしつけるだけで十分です。
そこからはじめましょう。
そのために身につけたいのが、正しい歩き方。2つの筋肉をしつけて正しく歩くだけで、動かなくなっているほかの筋肉も目を覚ましてくれます。
正しく歩く生活が、正しい姿勢をつくる最高のトレーニング
正しい姿勢をつくるために、骨盤(こつばん)や股関節まわりの筋肉を重点的に鍛える方法もあります。
間違っているわけでも、効果がないわけでもありませんが、問題なのは、トレーニングしている時間よりも、普通に生活している時間が圧倒的に長いということです。
だとしたら、ふだんの生活のなかで姿勢づくりができると効率的だと思いませんか。
まず、多裂筋と足指の伸筋群をしつけて正しく使えるようになること。そして正しく歩けるようになりましょう。
正しい姿勢を取り戻すなら、それで十分です。
2つの筋肉をしつけて、正しく歩く。これこそ、正しい姿勢を取り戻すための最高のトレーニング方法なのです。
いろいろ知っていても実践して体感しないとコツがつかめません。
まずは実践あるのみです。