糖質とカロリーの違いを理解してますか?
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カロリー
カロリーとは、エネルギーの単位です。
1リットルの水の温度を1℃上げるために必要なエネルギーが1kcalです。
1gについて炭水化物とたんぱく質が約4 kcal、脂質が約9 kcalの熱をだします。
食べるもののカロリーを計算して、消費するカロリーよりも少なくすれば、
その差の分だけ体脂肪が燃やされて痩せるという考えです。
糖質
糖質は炭水化物から食物繊維を除いたものです。
糖質と聞くと、甘い砂糖を想い浮かべる人も多いと思いますが、
ご飯や麺類、パン、芋類など、私たちが主食として食べている食べ物にも多く含まれています。
実は、高カロリーと敬遠されていた脂質、肉類や卵などのタンパク質には糖質はほとんど含まれていません。
人の体は糖質をとると優先的にエネルギーとして燃焼し、糖がなくなってから脂肪燃焼をはじめます。
つまり、糖質の多い食事をしている限りは、脂肪燃焼が後回しになってしまっているということなので、糖質を控えることができればインスリンの分泌が抑えられ、脂肪の蓄積が抑えられます。
※ライザップでは糖質制限を行います。それは上記が理由だからです。食事制限はしません。ここは誤解されがちです。
糖質ゼロでもカロリーが低いわけではない
近年、糖質ゼロ商品が多く販売されていますが、糖質ゼロだからといってカロリーが低いわけではないことを知っていますか。
糖質がゼロならカロリーも低いだろうと思う方も多いと思いますが、そうとは限らないんです。
カロリー制限でダイエット
カロリー制限は昔からおなじみのダイエット法の一つです。
わたしたちが食事から摂る「摂取カロリー」と、日常生活や運動、基礎代謝などによって消費される「消費カロリー」。
体脂肪が蓄えられたり消費されたりするのは、この摂取カロリーと消費カロリーのバランスと関わりがあります。
摂取カロリーが消費カロリーを上回れば、体脂肪が蓄えられやすくなり、逆に下回れば燃焼されやすくなるのです。
摂取カロリーを減らすための方法が、「食事のカロリーを制限する」ことです。
カロリー制限ダイエットは、栄養バランスを考えながら行うこともできるので、正しい方法で行えば健康的にダイエットすることが可能です。
ただし、毎食のカロリー計算が求められるため、正しく行うためには知識が必要になります。食事量が減ることのストレスで続かないということも多いようです。
糖質制限でダイエット
ここ数年、大ブームとなっているのが糖質制限です。
糖質制限という言葉にはピンと来なくても、「炭水化物抜きダイエット」なら聞いたことがあるのではないかと思います。
実際に試してみたことのある方もいるのではないでしょうか?糖質制限ダイエットとは、ごはんやパンなど炭水化物に含まれる糖質の摂取を控えるという方法です。
糖質制限はもともと糖尿病の食事療法として考えられたものでしたが、結果として減量の効果が見られたことからダイエット法として広まりました。
炭水化物(糖質)を摂ると食後に血糖値が上昇し、それを下げるためにインスリンが分泌されます。
インスリンには余った糖を体脂肪として蓄える働きがあるため、糖質の摂取を控えることでインスリンの分泌を抑えると太りにくくなるという考え方です。
カロリー制限と比べて、炭水化物以外のものは好きなだけ食べても良いため、満腹感を得やすく取り組みやすいところが人気の理由です。
実際に最初のうちは、減量の効果も現れやすいようです。
ただし、「主食を食べられないのは長続きしづらい」さらには「リバウンドしてしまった」という声も多いのが事実です。
また、主食を抜いておかずをたくさん食べることによる塩分の摂り過ぎなどにも注意が必要だと言えます。
どの方法が合うのかは、体質や生活スタイルなどにもよるため、一概にどちらが良いとは言えません。
糖質制限を行うことで自然と摂取カロリーが少なくなることも多く、単純な比較も難しいとされています。
少し試してみて、「自分に合いそうだな」「続けられそうだな」と感じる方法を選ぶのが良いかもしれませんね。