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消費税が10%へ!増税する理由


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社会保障制度を維持していくため

年金・医療・介護等の社会保障制度は、急速に進む少子高齢化の影響もあって厳しい財政状況が続いています。

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2017年度の社会支出は総額124兆1837億円にもなります。

前年比1.6%増で、わずか10年で30%(28兆円)も増えています。

しかし、それを支える保険料収入は、若年層の人口減少等で全然足りないため、多くの借金をしている状況にあります。

この状態が続くと次の世代の負担がさらに大きくなっていきます。

社会保障制度を健全に持続していくためには、若い世代だけでなく全世代で支えていくことが望ましく、消費税は特定の世代に負担が集中しないことから、社会保障制度の安定財源に適しています。

また、社会支出は今後も増え続けると予想されており、消費税は景気の変化にあまり左右されないことも安定財源に適しています。

 

消費税の増税2%分はすべて社会保障に充当!

消費税を10%に引き上げれば税収が増えるので、増収分はすべての世代を対象とする社会保障のために使われる予定です。

 

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消費税の使い道を見ると、子育て世代と高齢者を対象にしたものが多くなっています。子育て世代に対しては、待機児童の解消で親が働きやすくなり、幼稚園等の利用料無料で経済的なサポートもすることで、子育てしやすい環境を今まで以上に整備し、少子化対策の推進を考えています。

また、親の所得の格差による子どもの教育の格差をなくすために、

例えば私立大学の授業料は最大で年約70万円減免されます。

給付型奨学金私立大学に自宅から通う学生の場合、最大で年約46万円給付されます。

高齢者に対しては、生活が厳しい低所得者に対して経済的な支援をし、介護業界の労働環境を改善して、増える要介護者に対応できるだけの人材を確保し、結果として介護離職者がいなくなることを目指しています。

 

軽減税率制度により飲食料品等は税率8%で据え置き

消費税率が10%になる10月以降は軽減税率制度ができ、飲食料品の一部や定期購読の新聞(週2回以上発行)に対しては、消費税率が8%のまま据え置かれます。

生活必需品である飲食料品の負担を増やさないための配慮ですが、軽減税率の対象とならない飲食料品もあるので、対象となる範囲は十分に理解しておくべきです。

 

消費税率が8%のものはコレ

来年10月1日から、消費税率の引き上げが予定されています。

今回は標準税率が10%になります。

“標準”と書いたのは、“軽減税率”が導入され、複数の税率となるからです。

軽減税率は8%、つまり今と同じです。

この「軽減税率制度」の導入は、低所得者に配慮したものです。

消費税はすべての消費に掛かりますので、食料品などへの増税を避ける意図があります。実際の対象品目は以下のとおりです(国税庁HPによる)。

 

飲食料品

飲食料品とは、食品表示法に規定する食品(酒類を除く)をいい、一定の一体資産(※)を含みます。

外食やケータリング等は、軽減税率の対象品目には含まれません。

 

新聞

新聞とは、一定の題号を用い、政治、経済、社会、文化等に関する一般社会的事実を掲載する週2回以上発行されるもので、定期購読契約に基づくものです。

※一体資産食品と食品以外の資産があらかじめ一体となっている資産で、その一体となっている資産に係る価格のみが提示されているもの。

 

税抜価額が1万円以下で、食品の価額の占める割合が3分の2以上の場合、その商品の全体が軽減税率の対象となる。

 

少し補足します。

 

食料品の中で、スーパーで売られているような飲料や食料品、ハンバーガーやピザ等のテイクアウトや宅配等は含まれます。

一方、外食やケータリング等は除かれています。

レストランなどの設備を使用する、お店側のサービスを伴うというのが理由です。

一体資産というのは耳慣れない言葉ですが、“おもちゃ付きのお菓子”をイメージするとわかりやすいと思います。

新聞は定期購読に限定していますので、売店で買う場合は除かれます。

 

一人ひとりでみたら増税によって負担が増えるだけの人もいるでしょうが、日本の国全体で見れば、国の借金が減って、生活しやすい環境が整っていくのではないでしょうか。そう願いたいものです。

 

 

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