有名人も実践してる!「朝1杯の白湯」でスルスルやせる
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海外セレブや芸能人が実践し、
冷えや便秘などさまざまな不調が改善すると話題の「白湯」。体の内側からポカポカと温まり、代謝がアップする。
早速、朝の1杯から試してみては?
なぜ白湯なのか?
インドの伝統予防医学・アーユルヴェーダに詳しい医師の蓮村誠さんは「一番の効果は、胃腸を温めて働きを良くすること。白湯を飲むと胃腸から全身が温まり、腸の働きが良くなる。未消化物やたまった老廃物の排出を促す」
アーユルヴェーダでは、「水(潤滑など)」「火(消化や代謝など)」「風(排出など)」の3つの性質のバランスによって体質が決まると考える。
白湯はこの3つのバランスを整えるという。
「白湯の熱や水分が腸に滞った便を押し流し、食べたものを燃やす力を高め、余分な脂肪をため込みにくくする。飲み続けると、多くの人は体重が1カ月で2~3kg減る」(蓮村さん)
【白湯の飲み方&作り方】
[飲み方]
・朝起きて飲む
[作り方]
(1)やかんに水を入れてふたをし、火にかける
(2)沸騰したらふたを取り、10~15分間煮立たせる
(3)火を止めてカップに約200mlをそそぎ、10~15分かけてすすりながら飲む
※体調によって少し水を加えて飲みやすいようにしてもいい
朝起きてすぐ飲むとおなかポカポカ、お通じスムーズに
白湯のデトックス効果を期待するなら、朝食前の目覚めの1杯がおススメだ。
「朝の体は冷えて乾いているため、熱い白湯をゆっくり飲むことで胃腸がじんわり温まり、水分も補給されてスムーズな排泄が促される」(蓮村さん)。
白湯は水から火にかけ、10~15分ほど沸騰させるのがポイント。
「ぐらぐら沸かして十分対流させる。気泡が出ることで『風(排出など)』の性質が加わり、3つの性質のバランスが取れた飲み物になる」(蓮村さん)という。
お通じ改善や代謝アップの効果を高めるために、塩やショウガ、レモンをプラスしてもいい。
ただ、「レモンの刺激は強いので、胃腸が弱い人は量を加減して」(蓮村さん)
Q&A
Q.たくさん飲んでもいいの?
A.レモン白湯は朝1杯。あとは白湯を1日5~6杯を目安に。
「レモン白湯は朝の1杯にして、残りは白湯を飲むといい。目安は1日合計5~6杯(700~800ml)。レモンは“排出力”が高いので、大量にとると栄養まで流してしまうことがある」(蓮村さん)
Q.白湯はどれくらい続ければいい?
A.まずは1週間程度続けてみよう
目覚めに1日1杯を目安に、1週間ほど続けてみよう。便秘が解消したら、白湯に切り替えるといい。
Q.ダイエットにもっと効かせる飲み方は?
A.運動後の1杯は代謝を上げるのに効果的
「体重を減らしたいなら、食後の散歩と白湯が有効。食後に5分ほど休憩し、15分程度散歩をしてから100~150mlの白湯を飲むと、消化を促し、代謝が上がる」(蓮村さん)
自分のペースに合った方法をやってみましょう。
蓮村誠さんについて
蓮村誠
マハリシ南青山プライムクリニック院長(東京都港区)。
東京慈恵会医科大学を経て、オランダマハリシ・ヴェーダ大学で学ぶ。
アーユルヴェーダに現代科学の検証を取り入れた「マハリシ・アーユルヴェーダ」の認定医として、講演・執筆活動なども行う。
著書に『朝の一杯 白湯を飲むだけ健康法』(日本文芸社)など。
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